この記事は、以下のインターネット回線のPRです。
auひかり | フルコミット株式会社 |
最大1Gbpsの高速インターネットが実現するauひかり。
通信速度測定サイトで実効速度を調べてみると100Mbps以下になることもあるようです。
特にマンションに住んでいると回線速度が遅くなるケースが目立つようです。
なぜマンションはこんなにも回線速度が遅くなってしまうのでしょうか。
auひかりのマンションタイプで速度が遅くなる原因について詳しく調べてみました。
マンションタイプの配線がVDSL方式だと速度が遅くなる
Twitterをみるとauひかりのマンションタイプの回線速度が遅いという書き込みが目立ちます。
https://twitter.com/Manten100/status/842967461163032580
うちがマンションってことを差し引いてもauひかりは本当にクソ!昔のISDNよりも遅い!もちろん早いときもあるけど安定の悪さが信じられないしメッチャストレス溜まる。よく今までだましだましごまかしてきた。もうダメ!代える。
— 新開 圭介 (@iori1777) December 27, 2014
auひかりのマンションタイプで速度が遅くなる主な原因は、建物の配線にVDSL方式を採用したプランを使っているからです。
VDSL方式とは、電話回線を使って建物内の配線を行っている配線方式のことです。
光回線の基地局から建物の共有スペースまでは光回線が敷設されていますが、共有スペースから各部屋までは既存の電話線を使ってインターネットに接続します。
電話線のノイズの影響を受けるため、回線速度は下りが最大100Mbpsまで落ちこむため、1Gbpsの高速インターネットは実現されません。
建物の種類により下り最大70Mbps、上り最大30Mbpsまでしか回線速度がでないケースもあります。
auひかりのマンションタイプではVDSL方式のプランVの加入者が一番多く、マンションに住んでいる人が「インターネットの速度が遅い」と感じるのはそのためです。
これはauひかり特有の問題ではありません。
他社の光回線のマンションタイプもVDSL方式が採用されたプランだと同じように回線速度が遅くなります。
マンションタイプでも回線速度が最大1Gbpsのプランもある
auひかりのマンションタイプならすべてのプランで回線速度が遅くなるわけではありません。
数は少なくなりますが、建物の配線に光ファイバー方式が採用されたプランだと最大1Gbpsの高速インターネットが実現します。
光ファイバー方式とは光回線の基地局からマンションの各部屋まですべて光回線が通っている配線方式のことです。
インターネット接続にすべて光回線を利用しているため、VDSL方式とちがって速度が極端に遅くなる心配もありません。
その他にもauひかりのマンションタイプではイーサ方式が採用されているプランがありますが、回線速度は上り下りともに最大100Mbpsまでしかでません。
イーサ方式とは、棟内LANを使って建物の配線を行っている配線方式のことです。
光回線の基地局から建物の共有スペースまで光回線が引き込まれている点はVDSL方式と同じです。
しかし、共有スペースから各部屋までの配線はLANを使っているため、VDSL方式よりもノイズの影響を受ける心配がないため、安定した速度でインターネットが使えます。
参考までにauひかりマンションタイプのプランごとに回線方式と回線速度をまとめてみました。
プラン名 | 配線方式 | 回線速度 |
---|---|---|
タイプV | VDSL方式 | ・下り最大100Mbps ・上り最大100Mbps |
タイプE | イーサ方式 | ・下り最大100Mbps ・上り最大100Mbps |
タイプF※ | 光ファイバー方式 | ・下り最大100Mbps ・上り最大100Mbps |
マンション ギガ マンションミニ ギガ |
光ファイバー方式 | ・下り最大1Gbps ・上り最大1Gbps |
※タイプFは光ファイバー方式であっても建物の共有スペースから各部屋までデータを送る通信機器が100Mbps対応となっているため、上り下り最大100Mbpsまでしかでません。
auひかりに限らずマンションの光回線は「VDSL方式」「イーサ方式」「光ファイバー方式」の3つの配線方式が採用されています。
このなかで一番多いのがVDSL方式です。
マンションの既存の電話回線を利用してインターネット接続を行うため工事の手間がかからないからです。
比較的築年数の浅いマンションでは光ファイバー方式やイーサ方式を採用している物件もありますが、数は限られています。
引っ越し先のマンションの適用プランを調べる方法
引っ越しを機にauひかりへの乗り換えを検討している人もいますよね。
引っ越し先でも快適な速度でauひかりが使えるのか事前に知っておきたいところです。
気になる引っ越し先の物件で適用されるプランは以下のリンク「詳しいエリアはこちら」からカンタンに調べることができます。(手順1)
■手順
-
- 「提供エリアの確認」にアクセスして以下の情報を入力して「エリアを確認する」をクリック。
- 郵便番号
- 住居タイプ:マンション・アパートなど
- 郵便番号から町名が表示されるので自宅の住所を選択。
- 2で選択した住所内でauひかりが利用可能なマンションがすべて表示されます。
- 引っ越し先のマンションを選択して「次へ」をクリック。
- 「このままWebで申し込む」をクリック。
- プロバイダ選択にチェックを入れると「ネット料金プラン選択」が表示され、引っ越し先の提供プランが確認できます。
https://au-hikarinet.com/charm/area.php
この画面で表示された提供プランは個人では変更することができません。
いくら1Gbpsの高速インターネットを使いたいと思っても、引っ越し先のマンションの提供プランがタイプVだった場合は残念ですが最大1Gbpsの高速インターネットの利用は不可能です。
マンションのような集合住宅だと建物全体の配線方式で提供プランが決まるからです。
自分の部屋だけ配線方式を変更することはできません。
裏技として、大家さんにインターネット回線のことを相談して、建物全体の工事を行ってもらうと改善することも可能です。
が、あまり現実的ではありませんね・・・
もちろん、最大1Gbpsのマンションギガが導入されているかも知れないので、まずはエリアチェックしてみないことには始まりません。
VDSL方式で少しでも回線速度を速くする方法
VDSL方式の下り100Mbpsという回線速度はあくまでも最大回線速度。
いつもこの回線速度でインターネットが使えるわけではありません。
特に夜や週末はインターネットを使う人が増えるため、回線が混雑します。
ひどいときは10Mbps以下に落ち込むこともあります。
一般的にYouTubeやHuluなどの動画視聴に最適な回線速度は20~30Mbps程度。
PS4やオンラインゲームをプレイする場合は、50~100Mbpsの実効速度が必要です。
実効速度が10Mbps前後だとネットサーフィンを楽しむ分には問題ありませんが、動画視聴やオンラインゲームを楽しむには快適な速さとはいえません。
画面が動かなかったり、途中で画面が途切れたりすることもあります。
映画やゲームを楽しんでいるときに途中で回線が途切れたらイライラしますよね。
「インターネットの動きが遅い」と感じたときはルータやホームゲートウェイを再起動してみてください。
これらの機器の調子が悪いと回線速度に影響を及ぼします。
一度再起動するとリセットされて、おかしくなっていた動作が正常になり、通信速度が速くなる場合もあります。
ルータやホームゲートウェイを再起動しても速度が遅い場合は、ルータのスペックやLANケーブルを見直してみるとよいでしょう。
詳細は以下のページを確認してみてください。
マンションでもホームタイプになる可能性がある
部屋の数が少ない小規模のマンションやアパートだとマンションタイプの配線方式が採用されていない場合もあります。
集合住宅なのにマンションタイプのプランで契約が結べない場合はどうすればよいのでしょうか。
3階以下の建物であればマンションやアパートに住んでいても、ホームタイプで契約を結べる場合があります。
先ほど紹介した「提供エリアの検索」で調べても引っ越し予定のマンションが検索結果に表示されなかった場合は、KDDIに相談してみてください。
住んでいるマンションがホームタイプで契約が結べる場合は、申し込みを行う前にマンションやアパートの管理会社・大家にauひかりの回線工事を行ってもよいか確認しましょう。
ホームタイプでは回線開通工事の際に壁に穴をあけたり、装置を付けたりする可能性があるからです。
賃貸住宅では契約の内容により、入居者が退去するときに部屋を入居前の状態に戻さなければならないケースがあります。
そのため、壁に勝手に穴をあけると退去時に管理会社や大家から高額な修理費を請求される場合もあるのです。
余分な出費を防ぐためにも、マンションでホームタイプの契約を行う前は必ず管理会社や大家に確認してから申し込むようにしましょう。
auひかりのマンションタイプの速度に関するまとめ
auひかりに限らず光回線ではマンションのインターネット配線にVDSL方式やイーサ方式が採用されたプランだと回線速度は最大100Mbpsまで落ち込みます。
建物全体の配線で提供可能なプランが決まっているため、いくら「1Gbpsの高速インターネットを使いたい」と思っても変更できません。
マンションで1Gpbsの高速インターネットが実現するのは光ファイバー方式が採用された一部の建物だけです。
最大速度が100Mbpsしかでなくてもauひかりのマンションタイプの月額料金は、プロバイダ料金とレンタル機器込みで4,000円~5,000円程度のコスパの良いサービスであることには変わりありません。
しかも、代理店経由でauひかりを申し込むとマンションタイプの場合、最大45,000円の高額キャッシュバックが受けられます。
これを機にauひかりに乗り換えてみませんか。
限定キャンペーンなのでこの機会をお見逃しなく。